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日々のつぶやきと言うか、愚痴っぽいものから、萌えを駄々流しにしています。
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台風のような大型低気圧が過ぎた翌日、多少のごたごたは残ったが、それも込みで通常運行を終了とした東海道はいつもと異なる方向に足を向けていた。
昼間、乗車勤務の時に満開を迎えそうな桜が車窓から見た東海道は、とある場所が脳裏に浮かんだのだ。
そこは、昼間桜を見た場所よりも北に位置するから、まだ満開を向かえるには早かったが、それでも三割ほどの桜が咲いていた。
あまり人が来ることのない場所に咲く桜は、無粋な人工の光に照らされておらず、月明かりと遠くにある町の明かりに照らされているだけなのだが、桜の自身の力なのか、まだ三分咲きなのに、引きつける何かを感じる。
ひっそりとした空気の中、東海道が少し早い花見をしていると、背後から力強い足音がする。
振り返らなくてもそれが誰かわかっている東海道は、そのまま桜を眺めていた。
「やはりいたな」
「本線…」
「花見には、これが必要だろ?」
そう言って、本線が差し出してきたものは、小さな紙袋。
そこに印刷されている文字を見れば、中身はわかったような物で、東海道は素直に受け取った。
「そうだったな」
ガサガサと音を立てて袋の中身を取り出せば、予想と違わぬそれに東海道が笑みを浮かべる。
ほぼ自分と同じ年月を重ねた歴史を持つアンパンには、東海道には色々な思い出があった。
そして、この場所にも同じだけに近い数の思い出があり、それを思い出した今日、ここにやってきたのだ。
小さかった頃でも小ぶりなそれは、成長した手には尚更小さく転がる。
「この大きさ、高崎辺りなら、一口で食べれそうだな」
「違いない」
そんな事を言いながら、東海道がパンを両手で半分に割ると、その半分を本線に渡した。
「俺の分は、そこに入ってるぞ?」
「ん~何となく?」
深くは追及しないで、本線は東海道の腕を取って、そこからアンパンを食べるついでに、指先に付いた餡も舐め取る。
「…ん。美味いな」
驚きのあまり、言葉もなく固まる東海道に、今度は本線が残りのパンを半分に割って東海道の口元を軽く突く。
条件反射のように口を開き、本線と同じようにパンを齧った後、指先に歯を立てた。
「………味がわからなかった」
「そうか。悪かったな」
ちっとも悪びれない風の本線にもう少し強く噛みつこうとした東海道だが、派手なくしゃみをしてしまい、計画崩れとなる。
そんな事はお見通しとばかりに、本線が東海道を温めるように抱き寄せた。
「まだ夜は冷えるから帰るか」
「ホットミルクが飲みたい。花見のアンパンには付き物だったんだ……」
彼の人がまだいた頃、夜に桜を見に行くと必ず飲ませてくれた。
それを思い出した東海道が無理だと知っていて、本線に強請る。
「そう…だったな。だが、さすがに今は用意できないぞ」
「それは…帰ってから淹れてくれたらいい……」
そっと触れ合う唇からは、甘い餡と、桜の味がした。









二人が花見をした場所は捏造。妄想です。無いって。
てか、ジュニアが筆頭様を「本線」と呼ぶだけで悶えた。ダメだ。あたし……







ガサガサと音を立てて袋の中身を取り出せば、予想と違わぬそれに東海道が笑みを浮かべる。



ほぼ自分と同じ年月を重ねた歴史を持つアンパンには、東海道には色々な思い出があった。



そして、この場所にも同じだけに近い数の思い出があり、それを思い出した今日、ここにやってきたのだ。



小さかった頃でも小ぶりなそれは、成長した手には尚更小さく転がる。



「この大きさ、高崎辺りなら、一口で食べれそうだな」



「違いない」



そんな事を言いながら、東海道がパンを両手で半分に割ると、その半分を本線に渡した。



「俺の分は、そこに入ってるぞ?」



「ん~何となく?」



深くは追及しないで、本線は東海道の腕を取って、そこからアンパンを食べるついでに、指先に付いた餡も舐め取る。



「…ん。美味いな」



驚きのあまり、言葉もなく固まる東海道に、今度は本線が残りのパンを半分に割って東海道の口元を軽く突く。



条件反射のように口を開き、本線と同じようにパンを齧った後、指先に歯を立てた。



「………味がわからなかった」



「そうか。悪かったな」



ちっとも悪びれない風の本線にもう少し強く噛みつこうとした東海道だが、派手なくしゃみをしてしまい、計画崩れとなる。



そんな事はお見通しとばかりに、本線が東海道を温めるように抱き寄せた。



「まだ夜は冷えるから帰るか」



「ホットミルクが飲みたい。花見のアンパンには付き物だったんだ……」

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